「インタビュー①」BIGBANG、"10年の人気の秘訣は、あまのじゃくだったから"

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Q.「FXXK IT」のミュージックビデオのコンセプトも独特だった。
(G-DRAGON)「FXXK IT」のミュージックビデオのコンセプトは、レトロです。実は、コンセプトは簡単でした。ある時から、僕らがミュージックビデオを撮るときは各自のパートだけに気を使えば良かったのですが、今回は最初から最後まで同じように表現しようとしました。「もう知らない」という雰囲気でおもしろく撮ろうと努力しました。僕たちで冗談半分に言っていたのですが、だめでもともとだというつもりでした。「どうすればバカバカしい雰囲気で撮ることができるか」と悩みました。それでわざわざ金物屋の看板の前で撮ったりしました。それが韓国の方々が見たときにはレトロな雰囲気になるでしょうが、外国の方々が見るとかえって何でもなく通り過ぎてしまう部分かもしれません。服もそうだし行動もそうで、町内にいそうな風来坊や、ちんぴらのような雰囲気で撮影しました。

(SOL)僕らが過去のミュージックビデオでは、海外で華麗に撮りました。今回もそうしようかと思いましたが、むしろそれをするともっと古臭くなりそうで、韓国の片隅に行くのがより新鮮だろうと思ってそのように撮ることにしました。

(G-DRAGON)10年目に出すミュージックビデオだから僕らの昔の姿をビデオカメラで撮るという感じで自然にコンセプトを決めて進行しました。


Q. 今回の曲は「BANG BANG BANG」、「FANTASTIC BABY」のような以前の曲とは雰囲気が違う。
(G-DRAGON)僕らはあまのじゃくのようです。予想通りのことが嫌だし、そうであってはいけないと思います。一歩先がけるなり、むしろ以前に帰るなり、これからもずっと予想を覆すようなものを公開しようというのが僕らのモットーです。今回のアルバムで一番難しかったのは、僕らが10周年に出すうえに約8年ぶりに作る3rdアルバムだという点で複雑で微妙な感情が混ざりあいました。特に「LAST DANCE」は、未来を約束する余韻をたくさん残すことができるような仕上げをすることができる雰囲気の曲に作りたかったです。僕らが今までしたことのないジャンルでしたが、今の僕らのことを書いた曲だからです。これはファンの方に伝えたいことでもあり、今の世代が共感することができ、30代になった一般の会社員の男性たちも共感することができる歌です。大人になっていく過程で感じる未来に対する不安や振り返りながら感じることなどを収めたいという意味を盛りこもうとずいぶん考えました。「MADE」というタイトルにふさわしく、「FANTASTIC BABY」や「BANG BANG BANG」のような曲を期待したファンの方には申し訳ないですが、むしろこんな歌がBIGBANGにもっと大きな力を与えてくれるという気がしてこの曲を選択しました。

2016.12.21