防弾少年団V、「血、汗、涙」を越えて俳優キム・テヒョンとして

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人気アイドルグループ防弾少年団V(以下、キム・テヒョン)が、「花郎」を通じて初めての演技にチャレンジする。本業である歌手としては最高の1年を送った彼が、果して俳優としても自然な演技力で合格点を得ることができるか。
19日午後10時から韓国で初放送されるKBS2の新月火ドラマ「花郎(ファラン)」は、1500年前の新羅の首都徐羅伐(ソラボル)で活躍した花のような男「花郎」の情熱と愛、眩しいほどの成長を描く本格的な青春時代劇だ。キム・テヒョンは、天使のように清涼なビジュアルと優しい性格の持ち主だが、時には無鉄砲さと好奇心からくる突拍子もない行動で周囲を驚かせる末っ子の花郎ハンソンに扮して熱演を繰り広げる。

特に、キム・テヒョンが生涯で初めてチャレンジする演技だという点でいっそう注目されている。以前よりはなくなったが、アイドルが初めて演技にチャレンジするといえば、いつも鋭い視線と厳格な評価がつきまとっていたためだ。そして「花郎」で共演することになったZE:Aのパク・ヒョンシクとSHINeeチェ・ミンホもまた、このような過程を経てテレビドラマでの位置を確立したアイドル出身の演技者の先輩だ。

そんな意味で、数日前に行なわれた製作発表会で、別の主人公は断然キム・テヒョンだった。今年彼が属した防弾少年団が最高の全盛期を享受しているためにいっそう注目を集めている。キム・テヒョンの演技デビューに対する質問が溢れ、ユン・ソンシクPDは「演技が初めてなので、彼がどれほど早く適応することができるかが課題だと思ったが、最初のシナリオリーディングから『取り越し苦労をした』と思うほどに適応能力が優れていた」と満足そうだった。(2ページに続く)

2016.12.19