ソン・スンホン ファンミーティング「Song Seung Heon Japan Fan Meeting 2012 自覺夢」開催!!

55月15日(火)千葉・幕張メッセにて、ソン・スンホンファンミーティング「Song Seung Heon Japan Fan Meeting 2012 自覺夢」が開催された。

このイベントは、ソン・スンホンが特別に撮り下ろした主演短編映画『自覺夢』DVD&フォトブックをチケット購入者全員にプレゼント、そして人気K-popアイドルグループ・BEAST、ソン・スンホンと同じ事務所に移籍したばかりの俳優チョ・ヒョンジェが特別出演した豪華なプログラムで、昼夜2回の公演が行われた。
オープニングは2010年8月よりソン・スンホンが広報大使を務めている、韓国伝統楽器と現代音楽を融合した“ノンバーバル”を披露する公演グループ「Fanta-Stick」の伝統的な打楽や弦楽、軽快なポップ&ロック、ブレイクダンスがひとつになった迫力のステージが繰り広げられ、イベントがスタートした。
ソン・スンホン
ステージが暗転すると、千鳥格子のジャケット、白いVネックTシャツ、黒のスリムパンツ姿で手を振りながら静かにソン・スンホンが登場、そしてスクリーンに顔が映し出されると会場からは大歓声と拍手が沸き起こった。花道を通ってサブステージに移動して、またメインステージに戻り、「こんにちは、ソン・スンホンです。お元気ですか?本当に会いたかったです」と日本語で挨拶し、会場のファンからの熱い視線を一気に浴びた。いつも思うことですが、温かく迎えてくれて心から感謝していますと、今の気持ちを述べると、更に拍手と歓声が起こり、第一部が始まった。
このイベントの題名である『自覺夢』とはどういったものかという質問には、誰でも夢を見るが、これは夢だと分かることを自覺夢と言い、別れた恋人のことを心から想うと、恋しい気持ちがあまりにも大きいので、夢の中でも会いたいと思い、夢の中のことを現実として再現するという意味があり、今回はドラマや映画で放送上映するのではなく、愛するファンの皆さまのためだけに見せようと思い、短いがドラマを作ってみたと話した。今回の自覺夢の意図である恋人はここにいるファンの皆さんであり、皆さんのことを思いながら撮影したのだと話した。そして会場の多くのファンの皆さんが集まってくれて僕は幸せな男だと語ると、会場からまた大拍手が起こり熱い声援が送られた。
ソン・スンホン
続いて、自覺夢のダイジェスト版を見ながら質問トークが始まり、ボートの場面では気持ち良くて危うく寝そうになったというエピソードや撮影しながら心がけたことは設定自体独特であり、自覺夢という単語も聞きなれない言葉で、監督とも話し合い、なぜこの夢を見ているのか、主人公が恋人を思っている気持ちをどう表現しようかとか話していて、その気持ちを表現するためには夢の中でもう一人の自分を作ると同時に、皆さんの事を思いながら演じるということに意味があると考えて撮影したと熱く語った。セリフが少なくて表情だけでの演技については、セリフがないところも目の動きや表情で伝えなければいけないので難しかったと明かした。

メイキング映像では車の運転場面やジョギングシーンが流れ、撮影風景裏側の興味深い場面などが流れた。どの作品も画面の中では自分だけだが、いつもたくさんのスタッフに支えられていると気遣いを表し、心優しい一面も見せてくれた。

次に、舞台のスクリーンに映し出された9つのキーワードから3つ選んでスンホンが回答するという質問コーナー。選んだのは恋人・ペット・夢。理想の恋人は皆さんと会場のファンに向かって語り、以前はルックスにこだわっていたが、30歳過ぎると、話が通じて共通点や求めるものが同じ、そして気持ちが通じる人が良いと話した。MCから会場から選ぶのは大変ですよと言われると、会場を見渡し、一人選ぶのは難しいほど、会場の皆さん美人ですねと言うと、会場から拍手が起こり笑いを誘った。

ペットについては両親の家で飼っている犬の話しや、夢については今は俳優としてベストを尽くすことが目標だが、将来的には家庭を持つことが大きな夢だと明かした。周りにいい人がいたら紹介してくださいと言うと、MCから会場からも立候補していいですか?との問いかけに大丈夫ですよと答え、更に会場は盛り上がりを見せた。
チョ・ヒョンジェ
続いてゲストの人気K-popアイドルグループ・BEASTが登場し、一部、二部合わせて日本デビュー曲「ショック」「フィクション」を含め4曲を披露し、イベントに華を添えた.。そしてソン・スンホンが再び登場し一人一人と握手を交わした後、突然MCよりBEASTからダンスを習うという注文にも快く応え、「フィクション」のダンスを伝授され披露し、拍手喝采を浴びた。ソン・スンホンはBEASTに対しても今回応援に来てくれたことに対してお礼を述べ先輩後輩の友情関係を強く感じた。

第二部はゲームコーナーでスタート。会場のファンの座席に用意された赤と青の紙でチームが分かれ、赤はソン・スンホン、青はスペシャルゲストのチョ・ヒョンジェ。会場ファンによる赤と青のウェーブでお迎えし、その中で二人は登場した。チョ・ヒョンジェは「皆さんこんにちは、チョ・ヒョンジェです。今日は皆さんに会えて嬉しいです」と日本語で挨拶した。

1回戦のゲームは「リズムの達人ゲーム」と称して、少女時代の「GEE」に合わせて楽器を鳴らすゲームで、スンホンは鈴を選び、最後は興奮して鈴が壊れてしまうほどエキサイトして盛り上がった。結局勝敗はジャンケンですることとなり、チョ・ヒョンジェの勝利となった。続いて2回戦のゲームは会場から出てくる赤と青の巨大風船を、赤と青に分かれたファンがその風船を二人がいる舞台へ送る風船リレーゲームで、「Fanta-Stick」のメンバーも参加して、会場のファンと一体となって大いに盛り上がった。勝負は7対7で引き分けとなり、最初のゲームと合わせて、チョ・ヒョンジェチームの勝利となり、スンホンが罰ゲームとしてカメラに向かって両手で可愛いプイプイのポーズを見せると、会場からも可愛いと歓声が起こった。

このあと、5月9日がお誕生日のチョ・ヒョンジェにサプライズをするというスンホンの提案で、会場全員で歌とケーキでお祝いした。ソン・スンホンは「少し前にファミリ
ーになったチョ・ヒョンジェをこれからも応援してください」とエールを送り、チョ・ヒョンジェは「僕は恵まれている、今回ゲストで参加出来て光栄で嬉しく思っています。たくさん祝ってくれて心から感謝致します。これからも変わらずソン・スンホンさんを応援してください。僕も良い昨品を撮って臨みたいので、応援よろしくお願いします」と挨拶をした。

BEASTの歌が終わった後、Wのグレーのスーツに着替えたスンホンが再度登場。「知られざるソン・スンホン」と題して、占い師のゲッターズ飯田が登場した。とても珍しい手相で、心の年齢は小6で止まってそのまま大人になっており、中1の頃の感情が抜けきれない子供のまま大人になっている、俳優になる素質を持って生れてきている、独創性・周囲の状況を良く見ている、想像力・周りに気を配る等々俳優としての演技力以外に俳優をしていく上での優れた能力を持っている、短所を長所に変えられる星で木村拓哉と同じでスターの星を持っている、2年以内に今まで挑戦した事のない役をする、お酒を飲むと適当になる等、色々と細かく分析し、やや辛口占いではあったがユーモアを交えた楽しい話で興味を注がれた。
ファンミーティング
続いて、新ドラマ「Dr.JIN」についての映像も公開され、役どころや豊富を話し、今後の意気込みなども語った。ラストに向けては「ソン・スンホンに届いた手紙」の紹介があり、韓国観光公社東北支店が東日本大震災で閉鎖になり、現在は日韓交流事務所になっており、その方からのお願いで今回ファンミに行けない東北の被災された方のためにビデオレターを送ってほしいという企画を快く承諾、サブステージでカメラに向かってメッセージを読んだ。会場からは感動して涙するファンもいた。そして会場全員でファイティンのコールで被災地にエールを送った。いよいよラストは日本のファンに向けて歌のプレゼントを用意し、ドラマ「秋の童話」で歌った、愛する人を見送るという気持ちを込めた「祈り」を熱唱し、更に会場は感動でいっぱいとなった。

アンコールで再登場したソン・スンホンは「今日は来てくださったすべてのみなさん本当にありがとうございました。毎回ですが皆さんに会う前は緊張して胸がときめきます。昨日の夜も緊張して眠れませんでした。僕が皆さんの前で何もお見せできるものがなく申し訳ない気持ちでいっぱいです。僕が出来ることはたくさんの作品に出て感動を与えることが、皆さんが贈ってくれる愛に応えることであると思います。愛情を送ってくださることに心から感謝いたします。これは僕の本心です。そして今も一生懸命撮影しています「Dr.JIN」でまた皆さんに楽しんでいただいて、感動を届けたいと思っていますので、どうか期待して応援してください。そしていつも皆さん幸せで元気に過ごしてください。みなさん、愛しています(日本語)」

「次に会うときは皆さんの中で心が痛いなという人がいないように思いますし、皆さんとまた笑顔でお会いすることを約束したいと思います。どうかお幸せに健康に過ごしてください」と熱くメッセージを送った。

最後にありがとうございますとお礼をいいながらサブステージ、メインステージを手を振りながら別れを惜しむソン、スンホンの姿にまた一回り成長した姿を感じた。
2時間半に渡る内容の濃いファンミーティングにたくさんの感動をもらい、ソン・スンホンとファンにとっては忘れられない時間を共有したに違いない。更にこれからも息の長い俳優として日本のファンを楽しませてくれることだろう。

 

2012.05.16