「インタビュー」「HOMME」、年を取るほどかっこいい? 還暦に期待してほしい

2016.09.03

 

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男性デュオ「HOMME」は、歌謡界の“貴重なグループ”と言える。ピョンピョンはじける男性とは言えないが、この二人が団結して作り出す存在感は、相当な重みがある。

6年の歳月。プロジェクトで始まって、正式にグループになった人がいるだろうか。「HOMME」はそういった点において特別な縁があった。イ・ヒョンはBigHitエンターテインメントの最初の練習生だし、チャンミン(2AM)はパン・シヒョクPDが自ら製作したBigHitエンターテインメントの最初のアイドルだ。このような二人が、偶然だが運命的に「HOMME」として出会い、今まで駆け抜けてきた。そして8月30日に発表された新曲「Dilemma」を通じてBigHitエンターテインメントの全てが集まることになった。

“秋の男”の雰囲気が漂う二人。「年を取るほどかっこよくなっていく気がする」という言葉に、チャンミンは「還暦の時が楽しみなグループということでしょうかね」と答えて笑いを誘った。

あえて新曲は秋を狙ったのかという質問に、イ・ヒョンは「『秋に出そう』という話をしたわけではありません。実は初めは夏に出そうと思っていたんです。だけど振り返ってみれば、この曲を夏に出したら、暑すぎるのではないかと思います」と言って、笑わせた。

チャンミンは「新曲を出す時期について、いつもはっきり決めることはありませんでした。バチッと決めてやるスタイルではないんです。曲が気に入らなくて出さなかったこともたくさんあります。パン・シヒョクPDのマインドは、曲が良ければ時期は関係ないということです」とBigHitエンターテインメントの音楽的方針について明かした。

「Dilemma」はBigHitエンターテインメントのアイドルグループ「防弾少年団」メンバーのRAP MONSTERがプロデュースしたことでも有名だ。RAP MONSTERが自らデモ音源として歌ったという。RAP MONSTERについて二人は「“ラップ猛獣”だと思っていましたが、作った曲を聞いてビックリしました」と語った。デモ音源については「メロディーがあるラップのように歌っていたんです。メロディーを選んで“僕たちバージョン”にしたものを使うのに時間がかかりました」と説明。チャンミンは「最初にRAP MONSTERの声を聞いて、独特ながらも魅力ある感じがたくさんありました」と振り返った。

このようにして誕生した「Dilemma」は、これまでとは違う「HOMME」のカラーで音楽ファンの心をつかんでいる。シンプルなピアノだけで進んでいく歌。歌うのに大きな負担になるほどだ。二人は「一言でいうと、息継ぎする場所がないんです」と正直に明かした。この上なく楽に聞こえるが、歌うのには相当難しい曲だという。

「メロディー自体がリズミカルで、ピアノの伴奏は遅いようでテンポがあります。拍子を合わせるのが難しんですよ。息つぎできるところがないんです。ピアノ伴奏だけの曲は、正統なバラードが多いんですが、『Dilemma』の場合は『何だろう?』と思うことがあります。RAP MONSTERが歌うラッパーソウルチックな感情を“僕たちバージョン”にさせることに功を奏したんです。」

チャンミンは「元々『HOMME』のカラーが好きな方にはそうだけど、完全に新しくなったのではないものです」とし、「長いファンにとって異質に感じないようにもしたいです。なじみが薄くならないように。あまりにもこれまでと違うと、ファンが寂しく感じるかもしれないので、“中庸”を守りました。長いファンも十分に楽しめると思います」とアピールした。(2ページに続く)