女優パク・シネ、明暗を行き交う繊細な演技を披露「ドクターズ」

201606220822773611_5769cea53befa

女優パク・シネが、明暗を行き交う纎細な演技でテレビ劇場を虜にしている。
SBSの新月火ドラマ「ドクターズ」で、荒っぽい反抗児から使命感いっぱいの医者に成長するユ・ヘジョン役を熱演中のパク・シネは、第2話で自らの意志で変化を選択して、小さな幸せを感じながら少しずつ明るくなっていくヘジョンの姿を描き出した。

常に人生は自分が望むものを与えてくれないと思って生きてきた暗い路地の反抗児ヘジョンが、恩師であるジホン(キム・レオン)と、祖母であるマルスン(キム・ヨンエ)のそれぞれの配慮の中で変わりたいという理由を探しだした。危険な状況にあった妊婦を助けたジホンの姿に感銘を受けて、新しくスタートすることを決心したヘジョンは、学生が変わることができる方向性を示してくれたジホンの忠告によって勉強というものをしてみることにした。

そして危いとことろで助けた初の出会いから自分にくっついてくる友達のスンヒ(ムン・ジイン)と、同じクラスで成績1位のソウ(イ・ソンギョン)に勉強を教わって数学1科目だけに集中したヘジョンは、数学で1位になった。
ヘジョンは、祖母のマルスンを後ろからぎゅっと抱き締めて喜びを隠しきれなかった。パク・シネは第1話での世の中をひねくれて見ていた不良っぽい姿と周囲の温かい配慮の中で少しずつ明るくなるヘジョンの姿に生命力を吹きこんで、ヘジョンが自然に変化していく様子を描き出した。

しかしヘジョンの幸せは長くはなかった。自分のものだと思っていた1位の座と、自分が好きなジホンを奪われたと感じたソウが、ジホンとヘジョンの関係を歪曲して学校のホームページに掲載した。
パク・シネは、表面は反抗児だったが誰よりも愛されたかったヘジョンの隠された裏の部分を描き出した。そして、明るくなったヘジョンとまた挫折する瞬間をパク・シネの特別なカラーでで表現した。

また世の中で唯一、自分を大切にしてくれる祖母のマルスンとの関係や、無神経に吐き出すようだが自分に必要な助言をしてくれる優しい恩師のジホンとのロマンス、ヘジョンを誰より慕っている友達のスンヒとのコンビなど、雰囲気の妖精と言われるパク・シネの真価を証明した。
明暗を行き交いながら熱演した第2話が終わると、「キム・レウォンとパク・シネ、とても素敵です」、「パク・シネ、『ドクターズ』の選択に理由があったね」、「やはり雰囲気の女神」などと様々な反応が続いた。

無気力な反抗児から愛にあふれる医者に成長するユ・ヘジョンに生命力を吹きこんだパク・シネと、優しい恩師のキム・レウォンとの出会いがどのように展開するのかがますます期待される。

2016.06.25