”兵役逃れ”で国外追放の歌手ユ・スンジュン、父親が法廷で涙 「市民権取得を勧誘した…」

”兵役逃れ”で国外追放の歌手ユ・スンジュン、父親が法廷で涙 「市民権取得を勧誘した…」

韓国入国ビザ取得のため、駐ロサンゼルス領事館を相手に訴訟を起こした韓国歌手ユ・スンジュン(39)の父親が法廷に出廷し、自身が市民権取得を勧めたとして涙を流した。

ソウル行政裁判所審理で23日に開かれた第3回弁論期日に証人として出廷したユ・スンジュンの父親(70)は、「私と、米国教会の牧師が息子(ユ・スンジュン)へアメリカ市民権の取得を勧めた」とし、「結局、息子は私の言葉を尊重し、従ってくれた」と陳述した。

「息子(ユ・スンジュン)は普段から私の言うことをよく聞いて従う子供だった。家庭の幸せが一番であり、家長優先だと考え、市民権取得を勧めた」とした父親は、「私の考えが誤っていて、よくない父親だった。息子を許してほしい」と涙を流した。

一方、ユ・スンジュンは去る2001年8月、身体検査を受けた当時は4級として入隊を予定していた。しかし2002年、入隊を3か月後に控えた時点で韓国国籍を放棄し、米国市民権を得て兵役免除となっていた。

裁判所側は、ユ・スンジュンが兵役逃れの目的で国籍を放棄したとの理由から、出入国管理法に沿って入国禁止措置を下し、ユ・スンジュンは約14年間、韓国への入国が許されていない。

WOW!korea提供

2016.05.23