「AOA」が涙の謝罪…騒動となった韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)とは?

「AOA」が涙の謝罪…騒動となった韓国の独立運動家、安重根(アン・ジュングン)とは?

16日午後、ソウル・S24ライブホールにて、「AOA」が4thミニアルバム「Good Luck」のショーケースを開催し、その席でリーダーのジミン(25)が「(韓国での)1年ぶりのカムバックでとても緊張している。よくない出来事で多くの方を失望させてしまい、本当に申し訳ない。今後、最善を尽くし、よい姿をお見せできるよう努力する」と涙を流した。

これを前に、メンバーのソリョン(21)とジミンは去る3日放送の「チャンネルAOA」第4回で、人物写真を見て名前を答えるクイズで「安重根(アン・ジュングン)」がわからず、「金斗漢(韓国の独立運動家の子孫で政治家)」と回答。また、金斗漢を日本語読み(キントカン)と回答し、視聴者から非難の声が相次いだ。

「AOA」のメンバーが誤答した安重根とは韓国の独立運動家で、1909年10月26日に満州のロシア権益のハルビン駅構内で、初代韓国統監・伊藤博文を暗殺し襲撃して殺害した暗殺者である。韓国では、“抗日闘争の英雄”と評価される「義士」と称され、国民的英雄だ。ソウル特別市には、安重根の偉業を伝える「安重根義士記念館」が1970年に建設されている。

最近では、2014年の仁川アジア大会サッカー男子準々決勝・日韓戦で、韓国の一部サポーターが応援席で、安重根の肖像画を掲げた問題となった。

WOW!korea提供

2016.05.16