“旗問題”でツウィ(TWICE)非難したファンアン、台湾訪問をキャンセル…旧正月なのに故郷に行けず

“旗問題”でツウィ(TWICE)非難したファンアン、台湾訪問をキャンセル…旧正月なのに故郷に行けず

韓国ガールズグループ「TWICE」ツウィ(台湾出身、16)の“旗問題”に関し、これを非難していた台湾の歌手兼作曲家のファンアン(黄安)が最終的に台湾訪問を取り消した、と台湾中央通信(CNA)などが3日(現地時間)報じた。報道によるとファンアンは旧正月連休などに合わせてこの日、台湾を訪問する予定だった。

台湾で生まれたファンアンは2001年に中国・広東省で中国大陸の身分証明書の発給を受けたことがわかった。

ファンアンは先月、自身のweibo(微博/ウェイボ、※中国版ツイッター)を通じて「ツウィ」という台湾の少女が韓国の番組で台湾の国旗を振ったとし、「台湾独立を支持するメンバーが含まれた韓国歌手が安徽衛星TVの旧正月特集放送に出演することを反対する」と言及した。

この発言は台湾の大統領選挙と重なり、中国や台湾で問題が拡散され、最終的にこれは台湾の青年層を結集させて蔡英文氏(民主進歩党主席)の総統当選に貢献した。

ファンアンは10代の少女を「台湾独立支持者」と責め立てたとして非難を浴び、さらにはファンアン糾弾デモ開催の動きも起こった。ファンアンは台湾へ戻り今回の事件の顛末を説明するとし「真相を明らかにして、潔白を証明する」と述べていたが、結局この計画は白紙となった。

台湾のメディアによるとファンアンは当初2日に台湾の桃園国際空港と高雄国際空港へ行くチケット2枚を購入した。しかし台湾に到着していないことが確認された。

台湾の移民局などもこの日午前、中国から台湾へ来る航空便に搭乗した乗客の中にファンアンの名前はないと明かした。これは彼が台湾で再び問題の中心となることを恐れたためだと分析されている。現地メディアはファンアンが台湾へ帰る代わりに彼の母親が中国へ行き、息子に会う予定だと伝えた。

WOW!korea提供

2016.02.03