「取材レポ」イ・ミンホ 今まで映画出演は避けていた!?俳優として分岐点となった本作品への思いを語った!主演映画「江南ブルース」プレミア上映会前に来日記者会見開催

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今秋10月17日(土)にシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショーとなる映画「江南ブルース」。韓国で公開されるやいなや、初登場第1位、200万人を超える観客動員記録を打ち立てたアクションノワール大作が遂に日本に上陸する。

イ・ミンホ主演映画「江南ブルース」来日記念記者会見

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主演は、韓国版「花より男子」の道明寺役をはじめ「シティーハンター in Seoul」「相続者たち」とドラマで立て続けに成功を収め今や不動の人気を誇る韓国俳優イ・ミンホ。本作では今までのロマンティックな役柄とは一転、野心溢れる鋭い眼差しと危険な拳を振りかざす激しいアクションシーンにも挑戦、男らしい新たな一面を見ることができる話題作となっている。

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本作の公開を控え、映画初主演を飾ったアジア各国で絶大な人気を誇る韓国若手俳優イ・ミンホが緊急来日。7月12日(日)に舞台挨拶付きの先行プレミア上映会、及び記者会見を神奈川・パシフィコ横浜で開催した。

紫のジャケットで爽やかに登場したイ・ミンホ。映画出演に至ったいきさつや、大変だったシーン、お気に入りシーンなどの撮影エピソードについて語った。

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Q.今まで数多くの映画オファーがありましたが、今回の「江南ブルース」を初主演映画として選んだ理由を教えてください。
今まではドラマを通してラブストーリーや王子様のイメージが強い役をたくさん演じてきましたが、映画では強烈なイメージ、深みのある、そして意味のある作品に出たいと思っていた矢先にユ・ハ監督に出会い、今回の映画出演を決めました。

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Q.かなり激しいアクションシーンがたくさん登場してきますが、撮影中怪我もされたと聞いたのですが、どんな怪我をされたんでしょうか。
いつもアクションシーンを撮るとき、少しの怪我は付き物ですよね。今回も大怪我ではありませんが、足の爪が取れてしまうとか、どこかを捻ってしまうとか小さな怪我はありました。

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Q.色々撮影がありましたが、1番大変だったシーンはどのシーンになるでしょうか。
アクションシーンの中でハイライトにあたる部分になるんですけど、泥の中でのアクションシーンがありました。1週間ぐらい撮影が続いて、150人ぐらいの人たちと苦労しながら撮ったシーンです。

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Q.イ・ミンホさんが演じられたジョンデという男は自分の土地を持つことに対しての野心と、キム・レウォンさん演じるヨンイとの友情の狭間で揺れ動く非常に感情表現が難しい役柄だったと思うのですが、演じるにあたり心がけていたことがありましたら教えてください。
まず僕が考えたのは、出口の見えない若者や青春、そんなやりきれない想いを抱えている青春を描くということでした。台本を見たときに感じたのは、背景は変わっていますが今の時代にも置き換えられると感じました。今現在も20代前半の人は青春を謳歌していますが、これからどうやって生きていったらいいのか、どうやったより良い人生を生きていけるのか考えていると思います。そういったところに重点を置いて演じました。

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Q.ずばり「江南ブルース」の見どころを教えてください。また、イ・ミンホさんが演じたジョンデが出演するシーンで個人的に好きなシーンがありましたら教えてください。
これまで僕は財閥の御曹司の役を演じてきたわけですが、この映画では登場のシーンからボロ拾いをしているような型破りな姿で出てきます。そんなふうにジョンデの感情ラインを追いかけながら観ていただければと思います。そして映画の中には永登浦(ヨンドゥンポ)というところに行くシーンがありますが、そのときの気持ちは「このままではいけない。これ以上こんなふうにしていてはいけないから自分が何か変わらなければいけない」という思いで、ジョンデが動き始めます。そのあたりがモンタージュで描かれていますので、そういった部分にも気を配って観ていただきたいです。

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Q.最後の質問になりますが、本国でも初登場1位となりミンホさんにとっても思い出深い作品になったと思うのですが、この作品に出演したことで演技に対する姿勢や想いなど、何か変化したことはありますか?
実はこれまで映画の出演を避けていた理由があるんですけど、それは映画というジャンルの特性上、主演を担うと責任感をたくさん担っていかなければならない、そして重みのある感情、深みのある感情を消化して表現していかなければならないという点があります。そういったことを受け入れられる年齢になったら映画を本格的にスタートしたいと思っていました。そして今回まさにスタート地点が「江南ブルース」になったので、これからドラマや映画を渡り歩きながら深みのある感情を表現していきたいと思います。そしてこれからも良い演技を皆さんにお見せして、成長していきたいと思います。そんな姿でまた皆さんにごあいさつ出来ればと思います。

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最後、報道陣に向かって「ありがとうございました!」と一礼して去っていたイ・ミンホ。今までの王子様キャラクターから一変、深みのある俳優の顔をこれからどんな形でファンに魅せてくれるのか非常に楽しみである。

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映画「江南ブルース」は、土地でお金を稼ぐ“不動産”という概念そのものが初めて生まれた
激動の1970年代の江南開発の時代を舞台に、どん底の若者たちが夢を追う生き様をダイナミックに描いた2015年韓国最大の話題作。イ・ミンホの本格アクションシーンも大きな注目を集めている。

取材:Korepo(KOREAREPORT INC)

■イ・ミンホ日本公式サイト minho.jp
■『江南ブルース』映画公式サイト gangnam-blues.com

2015.07.12